技術紹介
SENS工法
- SENS工法とは、Shieild・ECL・NATM・Systemの略で、シールド(Shield)工法による切羽の安定を保ちつつ掘削を行い、場所打ちライニング工法(ECL)による一次支保で早期閉合を図り、NATMの吹き付けコンクリートと同様に地山の変位収束後に二次覆工のコンクリートを打設することでトンネルを完成させる工法です。Φ11mクラスの新幹線トンネルや鉄道トンネルで施工されています。特殊装備でシールドとSENSの切り替えができるマシンも実用化されています。
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- SENSは、地盤性状において山岳NATMとシールド工法の境界領域の工事にコストメリットのある工法として確立しつつあります。特に大口径・非円形・長距離の分野で今後大きく貢献することが期待されます。
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